ブッシュクラフト初心者におすすめ。まずはこの装備・道具を揃えよう

ブッシュクラフト

おとかず
おとかず

こんにちは!おとかずです!

みなさん、ブッシュクラフト(英語:Bushcraft)というキャンプスタイルをご存知ですか?

自分もやってみたい!と思っても何から始めたら良いのかわからない?という方に向けて、今回はブッシュクラフトでおすすめな装備・ギアについて紹介いたします。

まずは初心者の方に向けてブッシュクラフトについて説明します。

ブッシュクラフト(BushCraft)とは

ブッシュクラフト(英語:Bushcraft)とは、森林等の自然環境の中における『生活の知恵』の総称とされており、その行為や技術をそう呼ぶ。サバイバルと行為が似ているが、サバイバルは『状態』、ブッシュクラフトは『手段』と区別することができる。他に、目的で区別した場合、サバイバルは『帰還目的』ブッシュクラフトは『生活目的』と分けることもできる。ブッシュクラフトで実際に生活している人や、趣味としている人、生業にしている人、継続して趣味等でブッシュクラフトを行っている人を、ブッシュクラフターと呼ぶ。
<引用:ウィキペディア>

bush=藪、craft=工作という意味ですが、一般的にブッシュクラフトは必要最低限の装備で野に入り、様々な物資を現地調達しながら楽しむキャンプスタイルといったところでしょうか。

では、いよいよブッシュクラフトを楽しむ際、初心者の方におすすめ装備・ギアを紹介して行きます。

ブッシュクラフトの基本。何はなくともまずはナイフ!

木を削ったり、ロープを切ったり、魚をさばいたり、食材を切ったりとブッシュクラフト、サバイバルに欠かせないのがナイフです。

ナイフも色々な種類があるので、どれを選んだら良いかわからないという声もよく聞きます。

ここで大切なのが用途です。
調理のためにナイフを持っていくのか、バトニング(薪を割る行為)や木工などのクラフトのために持っていくのか。

私はいつもクラフト用と調理用の2本を持参します。
場合によってはクラフト用の1本のみで行くことも。

クラフト用のおすすめナイフ

モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティ

色々なサイトで紹介されているので、説明不要のド定番ナイフです。
おすすめのポイントはなんといってもコストパフォーマンス。3000円以内で購入できる、まさにエントリーモデルです。
それでいて丈夫で、ガシガシ使えます。また、ステンレス製であればお手入れも楽ちんです。

ヘレ ディディガルガル

お笑い芸人、Youtuberのヒロシさんが使っているナイフメーカーとして有名ですね。北欧フィンランド
お値段はやはりそこそこしますが、美しい造形美で憧れのナイフです。切れ味もかなり良いとのことです。ナイフはブッシュクラフトには必須のアイテムです。初心者だからといって、安価なものを買うのも良いですが、一生モノとしてヘレナイフを買うのも良いかもしれませんね。

調理用のおすすめナイフ

オピネル #8

1890年に誕生したオピネルは世界中で愛されているアウトドアナイフの定番です。見た目がかっこいいですよね。
オピネルは用途に合わせてサイズがいくつか用意されているのですが、調理に使うのであれば#08か#09あたりがおすすめです。

海外のブッシュクラフターを見ていると斧を駆使してクラフトをしている様子を良く見ます。枝落としや薪割りなどに使います。ただ、あまり大きな作業をするでも無い限りは、フルタングのナイフがあれば大抵のことができるので、必須とは言えないかもしれません。

ハスクバーナ(Husqvarna)

さまざまな斧を展開しているハスクバーナの手斧です。300年以上の歴史を持つスウェーデンの農林、造園機器メーカーの斧です。

グレンスフォシュ(GRANSFORS BRUKS)

一本一本職人による手作業で作られる斧。職人のイニシャルが斧頭に刻まれるなど、男心をくすぐる斧です。

ノコギリ(鋸)

ブッシュクラフトでは焚き火の薪は現地調達になる事が多いです。倒木や落ちている枝などを切る際に必要なものが鋸です。
※キャンプ地でブッシュクラフト風のキャンプをする際は倒木の切り出しなどがOKかを事前確認しましょう。

シルキー ゴムボーイ 万能目 210mm

プロユースから週末DIYユーザーまで幅広く世界的に人気のノコギリです。海外輸出品のみですが、アウトバックエディションというアウトドアにマッチするデザインのものも出ているようです。

サムライ 騎士 240mm

ヒロシさんが動画内で使ったことで一気に人気になったノコギリ。とにかくスパスパと切れるようです。色味が少し派手ですが、2021年に無骨な色味のヒロシさんコラボバージョンも出たようです。

バックパック

バックパックに全ての道具を詰め込んで山に入っていく。何とも憧れるシチュエーションです。ブッシュクラフトは最小限の装備で森の中で楽しむアウトドア。森に映えるバックパックをご紹介いたします。

サイバトロン

ヒロシさんが使っていることで一気に世間に広まった有名ザック。エントリーモデルとしては、値段も安く最適です。本体37リットルとサイドポーチが約5リットル×2つの大容量です。

LLBean(コンチネンタル・リュックサック

海外のブッシュクラフターさんがよく使っているのを目にします。容量は約33リットルと少し少なめですが、現地調達を前提とした場合は十分かもしれません。

カリマー SF karrimor SF Predator 30

イギリスのアウトドアブランドで、こちらもブッシュクラフター御用達のバックパックです。サイバトロン同様にMOLLEシステム対応、色々と増設してオリジナリティを追求できます。

焚き火は男の浪漫!焚き火台

焚き火は調理や暖を取る為に必須ですが、日本では直火が禁止されているケースも多く、近年では直火の跡をそのまま放置するマナーの悪いキャンパーも多く問題になっています。その為、初めていく場所には焚き火台を持参しましょう。

ピコグリル398

A4サイズに折り畳みできる軽量焚火台。薪を切らずにそのまま置ける構造とその軽量コンパクトな収納サイズで人気を博しております。
最近ではパチグリルと言われる模倣品もAmazonなどでは多く見受けられるようになりました。

バンドック LOTUS(ロータス)

2021年から野あすわさん使っているバンドック(BUNDOK)製の焚き火台です。底面に空気穴が付いていないので、燃焼効率が良くないようですが、逆にじっくりと熾火(薪が炎を上げず芯の部分が真っ赤に燃えている状態)が楽しめます。

ウルフアンドグリズリー ファイヤーセーフ

カナダ発のガレージブランドである「ウルフ&グリズリー」の焚き火台。非常にコンパクトに折り畳めることができます。直火感覚を楽しめる高さの低い焚き火台です。

ファイヤースターター

ライターで着火するのは少し味気ない。そんなときはファイヤースターターで火起こしをしましょう。
燃料を用いることなく、環境に左右されずに着火できるすぐれものです。

ライトマイファイヤー ファイアースチール

初心者でも使いやすく簡単に火がつきます。まずはこのファイヤースターターから初めてみるのも良いかもしれません。

ロスコ ファイヤースターター 672

マグネシウムをたっぷり使った長年使い続けることができるコスパに優れたファイヤースターターです。
軍モノを多く扱うロスコなので信頼性も高そうですね。

クッカー・調理器具

捕まえた獲物をナイフで捌いて、木の枝に挿して焼く・・・なんてワイルドなブッシュクラフトも良いけど、最低限な調理はしたいですよね。ブッシュクラフターに人気のクッカー・調理器具を紹介いたします。

SnowPeak アルミパーソナルクッカーセット

言わずとしれた名作クッカーです。日本のブッシュクラフトや野営をする方で使っている人をよく見かけますね。大小2つのクッカーがスタッキングされており、1つで煮炊き、1つで飯盒炊爨なども可能です。
また蓋に取っ手がついており、蓋部分をアルミフライパンとして使用することも可能な万能クッカーです。

Bush Craft Inc たき火フライパン

とても無骨なフライパンです。柄の部分は現地調達と、まさにブッシュクラフターにうってつけのフライパン。

PATHFINDER パスファインダー カンティーン クッキングセット

パスファインダー社が手掛けるブッシュクラフター御用達クッカー。
ボトル、カップ、ボトルストーブ、収納用ケースがセットになって、これ一つ持って山に行けるクッカーです。

タープ

直射日光や紫外線、雨風をよける為に必要なのがタープです。張り方によってはテントのように張ることもできるので持っていれば重宝するでしょう。

DDタープ

スコットランドのDDハンモック社のタープ。様々なサイズがあり、特筆すべきはループやグロメットの数が多いこと。そのため多種多様な張り方ができます。Youtubeなどで張り方アレンジ動画が沢山出ていますので、是非チェックしてみてください。

たき火タープ

ブッシュクラフト社(Bush Craft Inc.)の、たき火タープはコットン100%の生地で火の粉が飛んだくらいでは穴があかないタフなタープです。コットン100%だけあって重量や畳んだ際の容量は大きくなりますが、ガシガシと火の粉を気にせずに使えるメリットがあります。

ブッシュクラフト初心者におすすめ道具まとめ

これまでいくつかのブッシュクラフト初心者おすすめ道具を紹介してきましたが、あくまで参考としてご覧いただきたいです。

ブッシュクラフトの目的はギアをあれこれ持って行くことではなく、最低限の装備で森でクラフトを楽しむことです。究極はナイフ1本で楽しむのがブッシュクラフトの醍醐味と思っています。

皆さんも、自分のブッシュクラフトスタイルを見つけて、楽しいアウトドアライフを過ごしてください!

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